1960-05-04 第34回国会 衆議院 日米安全保障条約等特別委員会 第28号
その理由は、第一に、防衛庁の供与品受領状況調には、日米艦艇貸与協定及び日米船舶貸借協定に基づく艦艇の貸与供与分五百九十二億九千九百万円を含めております。これは当然差し引かなければならない額だと思います。貸与の分を含めております。
その理由は、第一に、防衛庁の供与品受領状況調には、日米艦艇貸与協定及び日米船舶貸借協定に基づく艦艇の貸与供与分五百九十二億九千九百万円を含めております。これは当然差し引かなければならない額だと思います。貸与の分を含めております。
その差をいろいろ調査いたしたのでありますが、その中で今もお話ありましたように、米極東陸軍の特別補給計画に基づく供与分千百五十億、それと日米艦艇貸与協定及び日米船舶貸借協定に基づく貸与分、これが五百九十二億ですか、これをこちらでは含めておったわけでございますので、それを差し引いてみますと、今のお話のように約八百五十七億円が違っております。
しかしそのほかに船舶貸与協定だとかあるいは艦艇貸与協定、警察予備隊当時の武器、弾薬の補給等のものを若干入れましても、本朝出された資料によりましても差引八百五十七億円の開きがまだ出てきておる。これは私簡単な金額ではないと思うのですが、一体どうしてこういう金額の差が出てきたのか、御説明を願いたいと思います。
こういうのだって貸しくれたまえみたいなものになってしまうのですから、最後にスクラップになってしまえば使えないのですから、もう少し今の数字でも四千四百二十三億一千五百万円、それから米側の発表しておる千八百二十四億円、こういうようなものとそれから今申し述べました千七百四十二億の艦艇貸与協定とか船舶貸与協定あるいはMSA法以前のもの、極東陸軍補給計画の千百五十億円、こういうものとの関係も、これは委員長、一
そこでその他のものといいますものは船舶貸与協定、艦艇貸与協定関係の五百九十二億円、それからMSAのこの法律による以前の、アメリカの方では極東陸軍補給計画というものだそうでございますが、その関係で警察予備隊、海上保安庁、そういう関係と思いますが、そういう関係のものが一千百五十億円、両方合わせまして一千七百四十三億円になりますが、それを今の四千四百二十三億何がしから引きますと二千六百八十一億円ということになります
になったのじゃないかという、痛くもない腹を探る気持にならざるを得ないのですが、それはそれとして、次はもう一つ、昨日御答弁になった四千億という外務省の説明した引き渡し額と、それから五九年までに引き渡す千八百二十四億円、あるいは五九年にこれが三百八十二億が全部引き渡されたとしても二千二百億程度しかないわけですが、これとの差額これをもう少し具体的に説明していただきたいと思うのですが、船舶貸与協定とかあるいは艦艇貸与協定
○東郷説明員 先ほどちょっと申しましたように、ただいま申し上、げた四千億の中にはアメリカのいわゆるMSA協定そのものでもらっておるのではなくて、船舶貸与協定、艦艇貸与協定というものでもらっておるものが入っておるために、そういう関係を引きますと二千六百八十億円という数が出て参ります。その数は多少の開きはありますが、大体今の七億ドル余りに近づいております。
特に憲法七十三条の三項に規定していますように、これは当然慎重を期し従来の艦艇貸与協定のごとき条約あるいは協定等をいたすべきであって、かかる措置をとりますことは、憲法七十三条の規定の趣旨に違反すると言っても、決して過言でないと思うわけであります。 以上のような点をもって、私は本予算補正に対するおもなる反対の理由といたすものであります。
○政府委員(久保龜夫君) 三十一年度末の予算が完成したときの九万九千トンと申しますのは、ただいまお話しのPFもしくは艦艇貸与協定によりますものをそのまま引き続いて借り受けることを予想いたしましての、そういうものを含めましての数字でございます。
○政府委員(林一夫君) この秘密保護法は御承知のように今までアメリカとの間に協定されておりまするMSA協定を船舶賃借協定、この二つの協定によりまして、アメリカから供与されまする装備品の個所の秘密を保護するための油津なんでありまして、今度これは昨年締結された艦艇貸与協定、別の協定でございますが、これによって供与されたものも、その中に秘密の個所があると予想されるものですから、これも一本加えまして、この三
昨年もそういうことで御審議を願ったわけでありまして、実際は今度この艦艇貸与協定を入れていただこうというのは、船舶貸借協定できましたのは、申し上げたように、フリゲートが十八と、上陸船艇五十であります。
艦艇貸与協定によって供与を受けておるものは大体においてDD型の駆逐艦とかDE型の駆逐艦とか掃海艇AMSというような比較的大きなもの、しいて申し上げますれば比較的大きなものの意味に使っておるようであります。この艦艇貸与協定という艦艇は、どの範囲が艦艇に入るかというようなことは別に申し上げるあれはございません。
秘密を窃みこれを漏らそうということをしようとする人に、してはならない義務を課するわけでございまして、ことに今回の改正は、御承知の通り、艦艇貸与協定によってもらいまするものにありまする秘密の武器等を保護するということだけでございまして、その実質、内容等については全然変りはないわけでございます。
この法案によりますれば、さきにMSA協定に基く貸与兵器に対して適用されていた秘密保護は、ここに艦艇貸与協定に基いて貸与された艦艇についてもその適用を拡大されたのであります。思うに、鳩山内閣は、アメリカの力を借りて憲法違反の再軍備を強行する点においては、その前任者たる吉田内閣、鳩山総理が攻撃してやまなかったあの吉田内閣と何ら相異なるところがないのであります。
日本社会党右派戸叶里子君及び労農党岡田春夫君から、本法案は親法である日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法と同じく言論の自由を奪うおそれあること、一般的機密保護法に発展するおそれあること、その他、米国に対する従属性を強化する等の理由をもってこれに反対の意が表明され、また日本民主党須磨彌吉郎君及び自由党北澤直吉君から、日米相互防衛援助協定及び日米船舶貸借協定につき秘密保護上の措置がとられておる以上、合衆国艦艇貸与協定
○穗積委員 そうしますと、わが国にはMSA協定その他今度の艦艇貸与協定等によりまして供与されていない武器またはインフォーメーションであって、そしてわが方でそれ以外の公開されていないもの、向うの国内において秘になっているもの、また外国人に対しても秘になっているものをこちらが探知しなければならぬことは当然のことだと思う。
ただ大ものの艦船が、船舶貸借協定と艦艇貸与協定によって貸与を受けておりますが、一般の兵器、装備品等は一応全部供与を受けておると申し上げて差しつかえないものであります。
その中にも前の二つの協定におけると同趣旨のこの艦艇貸与協定によって受ける装備品等の、今申しました構造とか、性能とか、使用方法等について秘密保持の規定がございますものですから、その部分を今度の協定の適用を受け得るように一部を改正するということ、そういう趣旨のものでございます。それ以外のことは全然考えてございません。
○林(一)政府委員 ことしの春、艦艇貸与協定によって供与されました掃海艇に装備されております掃海具に関するものについて、その構造、性能、使用方法等の文書図画について、この防衛秘密に指定されると予想されるものがございます。これは現在防衛庁にございます。
○杉原国務大臣 昨年の五月に結ばれました艦艇貸与協定に基くものといたしましては、護衛艦に二種類ございまして、DDというのが二隻、DEが二隻、あと掃海艇が八隻、それに潜水艦が一隻、こういうふうに相なっております。それはつまり艦艇貸与協定に基くものとしてのものでございます。その中で現実に引き取りをまだ了していないものがございます。
大体日米の艦艇貸与協定によって現在何隻借りて、そのトン数が幾らあるか、それから日本自体が今まで持っておった保有量は幾らなのか、それから艦船の建造は主として昭和二十八年から始まったと思いますが、二十八年以来の建造トン数と隻数、これを一つ御説明願いたいと思います。
○説明員(増原惠吉君) MSAで受けております兵器類、これは御承知のように船舶貸借協定と艦艇貸与協定という特別の二つの協定がございます、この分は貸与になっております、あとタンクだとか大砲だとかというようなものはMSAで供与でありまして、日本の防衛のために使うという条件がありまするが、所有権は移っております。
すなわち保安庁費中艦艇貸与協定によつて艦艇が貸与された場合に乗り込むべき人員その他の経費のうち、艦艇貸与が現実に遅れたために、あるいは遅れるために、本年度はその必要のないという経費部分その他の部分を合計いたしまして、不急不用額六十億円を削減するのであります。 次に防衛分担金のうち、二十八年度より繰越された経費及び同じく今年度分のうちから八十五億円を削減する。
長官としては、航空自衛隊もできたことであるから、貸与されるところの飛行機は航空自衛隊一本に結集しようというようなお考えのように、私は十九国会の答弁では了承しておつたわけでありますが、最近のアメリカ側の意向は、艦艇貸与協定で十分の艦艇を約束通りに貸与できないので、その代りに海上自衛隊のほうに若干の飛行機を貸与しようというような意向が出て来ているように私は聞いておりますが、先ほど長官の説明の中にも、本年中
最近伝えられるところによると、艦艇貸与協定による供与が所期の目的通りに行かないので、自衛隊のほうでは駆逐艦も発注するのではないか、こういうことを報じられておりますが、それらの点はどうかということと、十九国会のときに自信満々とお答えになつておられたこれらの貸与の問題が、あなたがたの期待通りに行かなくなつたという点はどういう理由に基くものか、あなたがたの見通しというものが甘かつたのか。
午前中の長官の答弁によりますと、艦艇貸与協定に基くもの以外はMSA援助は予定通りに進んでおる、こういう答弁でございましたが、先ほどの説明と併せて私よくわからない点は、例えば航空関係で先般私どもに出されたMSA期待額は百四十三機となつておりますが、これと今日長官が午前中に説明されましたすでにアメリカ側から引受けた飛行機の数と、年末までに引受ける予定の飛行機の数との数字が合わないのですが、この点について
ことに今回は国政上きわめて重要なる案件として、MSA諸協定、防衛秘密保護法案、国連軍協定、日米艦艇貸与協定等相次いで付託せられ、自然委員各位に対し長期長時間にわたる御審議を煩わしたにもかかわりませず、連日の御精励、論議をお尽しくださいましたことに対し、委員長として厚く謝意を表する次第であります。委員会は閉会中も随時開会し、外交問題に対する国民監視の実をあげたいと存じます。
その他岡崎外務大臣は、衆議院において、「MSA援助は三年ぐらいは続くであろうと述べたということであるが、真実であるか、来年度の交渉は始めているのか、艦艇貸与協定は当初無償のつもりであつたが、のちに有償となり、更に旅費二億五千万円を要する。
更に先般本院で審議されましたところの艦艇貸与協定、これに基くところの軍艦は、アメリカが必要とあれば、貸与期間中でも、いつでも引揚げることができるような協定になつておるわけでございます。これらの供与によつて日本は再軍備を義務付けられ、そうしてアイクが、アジアの紛争はアジアの青年の手によつて処理されると言つたあの言葉の下に、アメリカの世界政策の一環として強要されたのがこの自衛隊でございます。
○矢嶋三義君 先ず伺いますが、MSA協定、或いは日米艦艇貸与協定、更にはこの防衛二法案によつて、我が国は世界に二つの対立があるとするならば、米英陣営の側に立つて、そうして総理の説明される戦力でないところの軍隊を持つて世界の平和に寄与されよう、こういうお考でございますが、併しながら何らかの部隊を持つということは、これは他国を刺激し、場合によりますと国際紛争に巻き込まれる虞れもあると私は考えます。